【チームとして協働で動く】
2棟の住宅を同時に建築するプロジェクト。
両住居ともにコンクリート造で、外壁は普通コンクリートと杉型枠コンクリートを意匠により使い分けています。
双方の建物は高低差のある敷地に合わせて段差をもった構成となっており、その分コンクリートの打設回数が増えてきます。二層分の吹き抜けで天井が高い箇所もあり、コンクリート造の特徴である躯体打設完了後から完成までの工事において精度を高めていくということを強く意識しました。
この建築は3名の監督で共同して現場を進めています。2棟同時の建築であるので作業順序などを把握し、効率よく工程が進むよう連携をとり、また関わる人たちと協働し、建築として最大の成果を出せるよう意識しています。




















設計:NIIZEKI STUDIO
施工:栄港建設(現場監督として)
撮影:西川 公朗